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フィットネスクラブで働くトレーナーblog

フィットネスクラブでパーソナルトレーニングをしているトレーナーです。トレーニング関連の話、フィットネス業界の話、健康関連の情報・ニュースなどについて書いています。

フィットネス業界に蔓延するねずみ講から抜け出しましょう。その5

やることが多く帰宅が遅くなり、更新が飛び飛びになってしまっています。

 

前回の続き、フィットネス業界に根付いているねずみ講システムのスタジオプログラム編について書いていきます。

 

スタジオプログラムのほとんどが

研修を受け、認定を受け、さらに更新をしなくてはいけない

というシステムでできており、そこにしっかりと料金がかかるというのがねずみ講なわけですが、それに関与するベテランインストラクターたちもそのシステム(ねずみ講)を稼働させている一翼を担っています。

 

もちろん、真面目で良心的で良識、常識のある先生方も多くいらっしゃいますが、「やり方が露骨だな~」と感じざるを得ない先生方も多くいるということも事実です。

私はこのねずみ講システムとそれにかかわるベテランインストラクターによって、スタジオプログラムのインストラクターという仕事に年齢の若い人が入ってくることが出来ず、インストラクター達の高齢化や世代交代が出来てないといった問題が起きていると思っています。

まだ具体的な「問題」として顕在化はしてないのですが、現代の日本社会と同様に「高齢化」は何かしら形式で影響を及ぼしてくることは確実です。

 

ベテランインストラクター達の問題というのは引退しないこと(できないとも言えますが)、そして彼らの多くがスタジオプログラムの検定官となって、研修・認定・更新というねずみ講システムに関わり続けていることです。

 

インストラクターの仕事というのは決して高い給料がもらえるものではありません。それにもかかわらず、その仕事をしていくためにライセンスの更新が必要で、そこにかなりのお金がかかるということが若い人がなかなかインストラクターという仕事をやることができない原因になっています。

 

エアロビクスに代表されるスタジオプログラムはそのレッスンを行うための更新料として結構な金額を支払う必要があります。

「バレトン」というプログラムはなんと約8万円の更新料です。

電車を乗り継ぎ、全国各地のフィットネスクラブを回ってレッスンをして稼いできた給料を

まるで「はいお疲れさでした~。こっちに払ってね♡」と言わんばかりにごっそり持っていかれるようなものです。

 

 

フィットネスクラブに行ったことがある、または現在も通っているという人ならすぐに想像ができますが、スタジオプログラムのインストラクターというのは40代~50代の女性であることが大半です。

10代後半~25歳くらいの若くてキャピキャピ感あふれるような女性インストラクターなんてほとんど目にすることはありません。

 

ただでさえ給料の少ないインストラクターという仕事でキャリアを重ね、自らの収入を上げていくためには「インストラクターを養成する側の立場」に身を置き、いわゆる学校の先生として授業料を徴収するという形式に頼らざるを得ないのです。

 

業界的に、そして仕事の種類として仕方がないことではありますが、

検定官を勤める人というのはそのねずみ講システムに敏感なため、なにか新しいプログラムが開発されると、すぐにそのプログラムを受講し、誰よりも早くそのプログラムの検定官として養成する側の立ち位置をゲットします。

そうすればもうこっちのもので、検定官としてそのプログラムをやりたいと思うインストラクターから養成料金とライセンスの更新料金をもらえるようになります。

 

そんな美味しい立ち位置を離れる必要ありませんよね?

フィットネスインストラクター関連の雑誌・業界紙を見ると、ずっと同じ人物(先生)がセミナー講師、養成コースの先生として登場し続けています。

 

これがねずみ講でなくて、なんと呼ぶのでしょうか?

 

 

フィットネス業界に蔓延するねずみ講から抜け出しましょう。その4

ここ数日、フィットネス業界でのパーソナルトレーニングというものの仕組みについて、そのねずみ講ぶりを書きましたので、今度はスタジオプログラムのねずみ講ぶり、スタジオインストラクターの置かれている状況などについて書いていきます。

 

フィットネスクラブにおけるパーソナルトレーニングというサービス以上に、スタジオプログラムというものも、そのほとんどがねずみ講です。

 

エアロビクス(エアロビックダンス)に始まったスタジオプログラムは今や何種類あるのかもわからないほど数多くのプログラムが存在しています。

格闘技系の動きをするもの

マットに座って行うリラクゼーション系のもの

ダンス系のプログラムのもの

という3つがその主な形式ですが、なかには「スタジオの中でみんなでエアロバイクを漕ぐ」というものや「トランポリンに乗り続ける」とか「カウボーイの投げ縄の動きを取り入れたダンス」などというものもあり、何が何だかわからなくなっています。

 

そしてそのほぼすべてのプログラムが

・認定を受ける

・1レッスンあたり約3000円のフィー(給料)

・毎年~数年に1度の更新が必要

という形式です。

 

つまり、スタジオプログラムのインストラクターになりたい!と思い、何かのプログラムをスタジオでできるようになるためにはそのレッスンのための養成を受ける必要がありるということです。

ここまでは納得ですが、当然1種類のレッスンしかできませんということでは、仕事が少ないですから、複数種類のレッスンが持てるようにならないとだめです。

 

違ったレッスンをするためには「また、再度」そのレッスンのための認定を受ける必要があります。毎回毎回、そのたびに(もちろん!)お金を払ってレッスンの認定を受けなくてはなりません。

 

協会やフィットネス会社、スタジオプログラムを作成する会社というものが毎年のように新しいプログラムを作り出し、それを目玉商品として売り出すわけですから、インストラクター達は自分のレッスンに多くの人が集まるように、新規のプログラムを積極的に習いに行かなくてはなりません。

本当にエンドレスです。

 

エアロビクスの認定を受けてエアロをやり始め、慣れてきたところで格闘技系プログラムが売り出されるので、その認定を受けます。

今度は「ズンバ」に代表されるダンス系プログラムが人気を集めると、フィットネス業界は「次はこれが人気のレッスンだ!」と言わんばかりに宣伝するので、集客を増やしたいインストラクターは、今度はその認定を受けに行きます。

そして今度はヨガだ!今度はトランポリンだ!今度は、、、、

というサイクルで認定料を払い続けることになります。

 

そしてそこには、認定をする側のベテランインストラクターたちが検定官として収入を得ている(搾取している)というねずみ講ポイントや、更新料の支払い義務というねずみ講ポイントが数多く存在しています。

 

明日はその点についてです。

フィットネス業界に蔓延するねずみ講から抜け出しましょう。その3

前回、前々回の内容を続けます。

書く内容は前回、前々回の内容を基にしています。

詳しくは2日分記事をさかのぼってご覧ください

 

パーソナルトレーニングのため、パーソナルトレーナーになるために、

・資格取得で料金発生

・協会に強制入会で年会費徴収

・資格の更新制度とそれに関連するセミナー強制参加によるセミナー料金の徴収

という誰がどう見ても資格を発行する本部が儲かるようになっている、

いわゆるねずみ講という仕組みが組み込まれたフィットネス業界です。

 

しかし、そんなことを言っても、ねずみ講ではないという言い方もできますし、実際にそう感じていないトレーナーも多いでしょう。

その要因は2種類に分かれます。

 

1つ目は、ただの無関心で何も考えていない頭空っぽの人

2つ目は、パーソナルトレーニングというものが仕事として機能している、いわゆる稼げている人です。

自分のやっていることが「仕事」として社会的に認められるかどうかはずばり、十分な額の金を稼いでいるかどうかです。

 

動画をネットに投稿してほんの少ししか利益が出ていなければその人は「何でもないただの人」ですが、人気を集めてかなりの売上を出している人は「YouTuber」という職業に就いていると表現できます。

 

個人的な印象ですが、2つ目の、「稼げているトレーナー」であったとしても、フィットネス業界の搾取体質に納得が出来ず、ねずみ講という印象を持っている人は多いと思います。

 

ねずみ講だと感じてしまう理由は、

クラブ側に売る気が無いということ、そして強制的に年会費やセミナー費を徴収する協会が何もしてくれないという2点が主です。

 

まずはクラブ側です。

お客様一人一人に合った運動を指導できる最も優れたサービスであるパーソナルトレーニングにも関わらず、その重要性を理解しているフロントスタッフがほとんどいません。教育が出来ていないし、理解してもらうための機会を作ろうともしません。

施設の管理者、責任者クラスでも同様です。

健康産業に携わる身でありながら自らがトレーニングをせず、一日中パソコン画面を見て数字ばかり眺めています。

ですから、大した宣伝もせず、無料体験チケットを渡すとか、入会手続きの中でマニュアル的行うサービス内容の説明で補足的にパーソナルトレーニングというものを説明するくらいです。

 

私のところに来てくださったお客様でも「トレーナーがメニューを作るから」とフロントで説明されてきたという勘違いをされている方が非常に多かったです。

 

続いて協会側です。

本当に、本当に、何にもしてくれません。

こんな書き方をすると「7つの習慣」で言う「依存状態」にいる甘えん坊のようにきこえるでしょうが、「自分の力で頑張れや!」というのならわざわざ「トレーナー協会」というものを作らなくてもいいし、資格制度も要らないはず。

一人の力では微力なのでみんなで力を合わせようというのが「協会」の原点ですが、それが出来ていないわけです。

 

宣伝ツールを作りました!と言ってトレーナーの元へやクラブへ送られてくるのはお世辞にも集客力があるとは言えないチラシやポスターです。

送られてくるだけまだましな方で、

フィットネスクラブ内のパーソナルトレーニングの宣言媒体はほとんどは各クラブの社員スタッフがつくる学芸会レベル、子供新聞レベルの「掲示物」です。

 

トレーナーの顔写真と持っている資格の名前

何曜日に活動しているかのタイムスケジュール

という「まるで履歴書?」と思ってしまうようなわけのわからないプロフィール表が、パーソナルトレーナーの宣言ツールなのです。

こんなもので問い合わせなんて来るわけがない。

 

その癖、トレーナー側は毎年の更新料とセミナー代金を払わされるわけですから、「本部は何もしないクセに金だけはとる」という心理に自然となってしまうのです。

 

まだこの話を明日以降に続けます。

フィットネス業界に蔓延するねずみ講から抜け出しましょう。その2

フィットネス業界というところを改めて振り返ってみると、どこかしこもねずみ講です。

昨日はフィットネスクラブにおけるパーソナルトレーニング(パーソナルトレーナー)というものの仕事の形式が色々なポイントで搾取の対象になっている(お金が掛かる!)という点について触れました。

 

もう少しこの点を掘り下げていきましょう。

 

パーソナルトレーニングという非常に価値のある仕事をする為には・・・

・認定を受ける(その為に養成講座などを受ける必要あり、当然お金が掛かる)

・資格を取得する(試験料でお金が掛かる)

・資格取得と同時にトレーナー協会のメンバーに強制加入される(年会費発生)

・資格維持のためにセミナーに参加が義務付けられる(セミナーはもちろん有料)

というように様々な搾取ポイント(ルールを作る側からすればキャッシュポイント)があるわけです。

 

もちろん何も勉強していない人が誰でもパーソナルトレーニングをするというわけにはいきませんから、一定期間でもいいから勉強して認定を受ける、そして例え簡素で形式的なもので合っても何らかの資格を取るというところまでは納得です。

そしてそこに対して金額が発生するということも理解はできます。

 

問題はその先です。トレーナー協会への入会です。

ここに最大の利益を生む、ねずみ講ポイントがあると私は考えています。

 

フィットネス業界のみならず、トレーナー系の資格を発行する団体のほとんどが自らの団体への入会というものを義務付けています。

この「会員になる+資格を取る」という状態は頭のいい人が作り出した見事な「全自動集金システム」です。

 

そもそも会員になるかならないかということと、資格を取得するかどうかは本来全く別の事柄のはずです。

スポーツクラブやフィットネスクラブというところは会員制のサービス業なわけですが、会員になることによって会員でない人に比べて有益なものを得ることができるからその形式が成り立つわけです。

 

会員になること、トレーナー協会のメンバーになることのメリットが

「その協会認定の資格を受験することができるようになること」

いわば「資格を取るため資格」を得られるようになる、なんて、そんな会員制サービスがあるのでしょうか?

 

それなりに専門性の高いトレーナー協会のメンバーシップならまだしも、

パーソナルトレーニングをやりたいなら入会して、受験して、資格を取って」という声があからさまに聞こえてくるのがフィットネス業界の「パーソナルトレーナー認定」の仕組みです。

入会してお金を払い、受験してお金を払い、資格を取った後もお金を払い・・・

ほんとに緻密に計算されつくされています。

 

そして最も理解に苦しむ点は、

資格を取っているのに、年会費を別途で徴収するという点です。

 

協会によってはメンバーになることと、そこから資格保持者になること、という区分けをしているところもありますし、

資格を取得することがメンバーになることという金取り主義全開の団体もあります。

 

トレーナー関連の資格というのは、当然取得にもお金が掛かりますが、資格維持のために定期的にセミナーに参加して知識や技術の更新を必要とさせるものです。

アプリのバージョンアップやアップデートと同様ですね。

そのセミナーは当然有料であり、料金を支払うことになるわけです。

 

まったく運転していない人がゴールド免許で講習の時間も短いという点に矛盾を感じる人は多いかと思いますが、

まさにそれと同様で

 

積極的に勉強会へ参加して費用を払い、

ブラッシュアップを続けているトレーナーと、

ただ資格を保持している状態にあるだけの人と、

そのどちらにも同じ金額の年会費が毎年徴収されます。

 

積極的に勉強し、身銭を切っていることに対するインセンティブなど全くありません。

まさにねずみ講です。

 

明日以降にまた続けていきます。

フィットネス業界に蔓延するねずみ講から抜け出しましょう。

今日から新年度ということで本当に久々にブログを更新しています。

気が付くと3月は更新なし、2月にうつ病になったことの報告をして以来です。

 

今年の1月2日から、今でも極度の不安に襲われる瞬間を覚えていますが、将来に対する強烈な不安、「取り返しのつかないところまで年齢を重ねてしまった」という虚脱感、「だからこそ今何とかしないとダメだ」という焦燥感などといった色々な感情が入り混じり、とてもブログを書くことができませんでした。

 

恥ずかしい話ですが、私のお客様の皆さんからも呆れられてしまい、信頼まで完全に失ってしまうところでした。

 

このうつ病(自分の判断ですが)の原因ははっきりしていますし、何がどうして改善されたのかということは今後、何回かに分けて書いていきます。

 

さて、今回は「フィットネス業界に蔓延するねずみ講」です。

私が行っているパーソナルトレーニングという仕事、そしてあらゆるスタジオプログラム、その他フィットネスクラブ内で行われるレッスンのほとんどはねずみ講と言ってよい仕組みで成り立っています。

 

パーソナルトレーニングをフィットネスクラブで行う場合、パーソナルトレーナーとして認定を得る必要があります。

良心的な会社の場合は各民間団体が発行するトレーナーの資格を保有していれば活動を許可してくれるところもありますが、それとは別に「自社オリジナルの認定」を受けるようにという設定をしているところがあります。

(大手であればあるほどこの傾向は強い)

 

その認定を受けるためには当然、受講料としてそれなりの金額(5万円~20万円と差があります)が必要になります。

認定を受けるまでにまた受験料やテキスト代を別途で請求してきたり、と「細かい搾取ポイント」がたくさん出てくるわけですが、

「とりあえずパーソナルトレーニングをやりたいなら会社にお金を払ってください」ということなのです。

 

誰でも、どんなど素人でも、一定の金額を払えばパーソナルトレーナーになれる、ということも問題ではありますが、そこはまた別の機会に書くとして、結構な金額を払ってパーソナルトレーナーになったとしてもまだまだお金が掛かります。

 

捕まえた獲物からきっちりお金を取り続けるために、フィットネス業界は「年会費の支払い」と「講習会への参加」を義務付けているところが多いのです。

5~20万円を払ってパーソナルトレーナーになると、なぜか、「パーソナルトレーナー協会」ともいうべき会員のようなモノに強制的に加入させられます。

既にお金を払っているのに、年会費ということで約1~2万円をまた払わされます。

 

さらに講習会です。

1回の講習会が3000円~5000円程度の金額がかかります。

(年会費で負担してくれればいいのに!)

 

そしてその講習会がまるで大学の単位のようにポイント制(単位制)になっており、最低取得単位数が定められています。

このポイントは各社微妙に違います。

 

3年間で7単位という設定をしていて、1回の講習会で得られる単位が0.2~0.5という条件になっていたり、

2年間で30単位という設定で、1回の単位が5というところもあります。

1年間で60ポイントという設定で、1回の点数が20というのもありました。

 

つまり、

どう考えても、

主催者に、

定期的に、

まとまったお金が入るようになっている、ということです。

 

世間ではこれをねずみ講といいます。

 

同業者のみなさん。

そこから脱却しましょう!

 

明日から何回かに分けて、このうま~~く作られた仕組みについて書いていきます。

まもなく再開予定です。

気が付くと1週間以上もブログ更新が途絶えていました。

読んでくださっている方には本当に申し訳なく思います。

 

生活環境の激変ぶりに身体が遅れてストレスを感じたようで、恥ずかしい話ですが「うつ」や「極度の不安症」のような状態になってしまっています。

 

まさか自分でもこんな心理状態になるとは思ってもみませんでした。

フィットネス業界で頻繁に引き合いに出される「WHOが定める健康の定義」には精神的、社会的、肉体的の3つの要素の健康が合わさっている状態=健康というものがあります。

 

恥ずかしい話ですが、肉体は筋トレの習慣や食習慣を気を付けていることもあり大丈夫なのですが、精神的健康がボロボロ、社会的(人間関係)がダメダメ(孤独だという思い込みでしたが)でした。

 

この経験を文章にまとめて書いてみようかとも考えています。

 

フィットネスクラブのトレーナーが健康じゃない、なんて本末転倒!

ブログで偉そうなことを書ける立場にはありませんが、事実です。

 

夜は気分的に落ち着くのですが、朝~昼(今日の昼も強烈な不安感でしたが)が辛いのです。恐らく「わかる」と思う方も多いかと思います。

 

私なんかよりもっとつらい不安に苛まれている人も多いでしょうし、、苦しみから逃げて楽になりたい一心で自ら命を絶ってしまう人も多いはずです。

それだけは絶対にあってはならないことです!

 

新たな生活環境になり、精神状態が落ち着くまでもう少しだという感覚が自分にあります。

何事もないようにブログを再開しますので、もう少々お待ちいただければと思います。

切羽詰まった人手不足感

本日、自分自身のトレーニング終了後に食事のために入ったお店(ココイチ)のテーブルの脇にアルバイトスタッフ募集の広告があり、その紙面から「人手不足」ということを改めて実感させられました。

 

ちなみにフィットネスクラブ(フィットネス業界)というのは万年人手不足状態の業界ということもあるので、「人がいないことが当たり前」という環境で育ったために、人手不足の恐怖というものを感じることが無かったのかもしれません。

 

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なんと履歴書付きです!「とにかく来てくれ~!」という切迫した感がひしひしと伝わってきます。それでもまだ「主婦の人」ということで人を選んでいる余裕もあるようです。

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かなり高めの時給にも目が行きますが、「もしこの店で働いたら・・・・」という設定で給料はこのくらいで、休みの日はこうです、という具体的な生活パターンまで載せているところが面白いですね。

土 家族旅行

日 のんびり家族で休日

という記述も見ていて思わず「そんなことできる一家の主婦ならバイトしないのでは?」とツッコミを入れたくなります。

 

22時~25時

って終わるの深夜1時ですよ!きついんじゃないかなぁ?

 

 

勉強会に参加して学んだことですが、人を雇うこと、採用というのも一種の「集客」なのだそうです。お金を払ってくれる人=お客様 を集めることも集客ですが、その人を通じでより多くの利益を出す、効率よくお店を運営していく、という点で考えれば、採用も集客とイコールなわけですね。

 

その観点からすると、このチラシは見事です。

具体的なシフト&生活パターンのイメージを上手く記載しています。

これだったら「ココイチの単なる客、利用者」に向けて、「あなたの生活にどのようにココイチが関わるのか」を広告として表現できないものではないかと思います。

 

そしてフィットネス業界こそ、

まさにこのココイチバイト募集チラシのような、「フィットネスクラブを利用する場合のあなたの生活イメージ」という観点で販促、チラシの作成、コマーシャルというものをするべきではないかと思います。

2017年現在でも、ほとんどのフィットネスクラブが「施設の説明」をして「設備の凄さ」を売りにした広告宣伝方法を取っています。

 

そうではなく、需要なのは「その人(入会した人・お客様)の身体がより健康になること」であり、「なりたい身体の状態が、そのクラブの会員になることで手に入るのか?」という疑問や不安に応えることのはずです。

 

スタジオがあります。プールがあります。ジムがあります。サウナがあります。テニスもできます。あれもございます。これもございます。

今なら会費は無料です。入会金も無料です。

 

こういった言葉が通じたのはバブル期の末期、97年まででしょう。

それでもこの業界はなかなか方向転換しない、できないでいます。

そしてスタッフも集まらない、十分な会員数も確保できないという「人手不足状態」が延々と続いているわけです。

 

このブログを見た人、誰でもいいです。

フィットネスクラブに入会してください。

お願いします。