スポーツジムで働くトレーナーblog

フィットネスクラブでパーソナルトレーニングをしているトレーナーです。トレーニング関連の話、フィットネス業界の話、健康関連の情報・ニュースなどについて書いています。

なぜ多くの人がフィットネスクラブに来なくなるのか



入会はしたものの、何年も会費だけ払い続けて施設利用に来ない幽霊会員がなぜたくさん生まれてしまうのでしょうか?

それは
フィットクラブに行くというのは結構面倒なことだからです。
その面倒の元とは「荷物」。
・トレーニングウェア上下
・シューズ
 ・バスタオル、ハンドタオル
 ・飲み物
こんなにクラブへ持っていかなくてはならないからです。
仕事を終えてからフィットネスクラブへ行くとなると朝からこれだけの荷物をもって仕事に行かなくてはならないということになるわけです。

手ぶらで来てくれても大丈夫!
面倒な方用の会員種別もありますと反論できますが
「入会金0円事務手数料0円月会費2か月分0円」という安さを売りにしている割に
「ウェア、シューズ、タオル借り放題」
「水素水飲み放題」といったオプションが付いているタイプの会員の月会費は非常に高くなります。

デイタイム会員など安めの会費のタイプでも
オプションとして借り放題のサービスを
つけると月々の会費が一気に跳ね上がります。

もっと言えば会費を払っているのに
シャツ、タオル、靴を借りる時に別料金を取る
というのはそもそもおかしい。
ウェアくらいはいいとしても、荷物として一番かさばる靴とバスタオルくらい無料にすればいいのにと思います。
シャツと短パンくらいならカバンに入れてもそれほど重くもないし、スペースも取らないので
これができれば、クラブへ足が伸びる人が
増えてくるんじゃないかと思います。

それからどこのクラブもレンタルシューズがダサいし全然機能的じゃない。
男はいいとしても見るからに安っぽくてボーリング場にあるような靴を渡されても、女性はなんとも思わない
んじゃないでしょうか。

いかにも安く仕入れた「ださーいシューズ」をレンタルで置いておくより「おしゃれで機能的な靴」をどんどん貸し出せばいいし、そんなの今いくらでもあります。

定期的に「ウェーブダイバーズの試し履き会」なんてやるくらいなら、はじめからそれをレンタルシューズとしてクラブにおいておけばいい。
オシャレで機能的な靴だということがわかれば
そのうち「これ欲しいんだけ売ってる?」と聞いてくる
人も出てくるだろうしショップの売り上げも上がると思います。