スポーツジムで働くトレーナーblog

フィットネスクラブでパーソナルトレーニングをしているトレーナーです。トレーニング関連の話、フィットネス業界の話、健康関連の情報・ニュースなどについて書いています。

フィットネスクラブこそお笑いタレントをどんどん起用すべき

 過去にもこのブログで似たような主張を書いた記憶がありますが、昨日の東京オープンボディビル大会の記事を書いてから、このブログへのアクセスが急増しているのを見て改めて、お笑いタレントの力による世間の注目の増加というものを本当に感じています。

 

どれだけ中身がある物事をやっていても、どれだけ正しい主張をしていても、人から注目されなければそこに意味は生まれてきません。スポーツの場合は世界大会で優勝するくらいの結果を出してようやく世間が注目してくれます。

 

私も、今までラグビーというスポーツは知ってはいても見たことはありませんでしたし、なでしこジャパンを知ったのもW杯優勝の前後からです。

オリンピックの時くらいしか柔道の試合なんて見ません。競泳も同じです。それに加えて有名選手の海外移籍や某球団の違法賭博問題などのせいもあり、野球という日本国内で知名度№1、もっとも多くの人が目を向けるスポーツ、にも最近は興味がわかず観ることはほとんどなくなりました。

野球ファン、球団のファンというのはそれでもたくさんいますから球場にはお客さんは入っていますが、テレビで見る程度のライトな客層の数は明らかに減っています。

 

一般的なスポーツでさえこんな具合ですから、フィットネスやボディビルというものがスポーツ・競技・人に見てもらうモノ(エンターテインメントでもいいと思いますが)として扱われるには余程周囲の人の意識が変わらなくてはいけないと思います。

 

本当にその競技が好きな人たちからは不評なことが多いのですが、マイナーなスポーツ競技が注目されるケースが、世界一になる以外にもう一つあります。

それは見た目がキレイな人(男女問わず)がその競技をやっているケースです。

 

ビーチバレーには浅尾美和というアイドルみたいな選手がいるということでメディアが取り上げました。「オグシオ」の二人をメディアが取り上げる前から女子のバドミントンを見ていた人がどれだけいるのでしょうか?

ハンドボール宮崎大輔という選手もはっきり言って顔がかっこいいからメディアが取り上げているのです。

 

そして近年ではそこにお笑いタレント・芸人の力というものも加わってきています。アメトークで取り上げられたものが注目を集めるように、お笑いタレントが何かをおこなうことで、その物事が広く知られるようになるというのであれば、フィットネス業界は積極的にお笑いタレントの力を借りるべきです。

不健康に太っていた芸人がやせてかっこよくなり、さらに健康になって血液の数値もバッチリになりました!という流れでテレビ番組でも作ってもらえば、フィットネスや健康づくりのための運動というものに多くの人の注目が集まると思います。

 

肝心のフィットネス業界人にそこまで考える脳がないことが残念ですが・・・。