本日のサンケイビジネスアイの記事で面白いものがあったのでスクリーンショットを取りました。「面白い」というのは「あ~あ、またこんなのが出てきたのか」という呆れ半分の笑顔が出てくるようなものと考えてください。
(文字が読みにくいかと思います。ごめんなさい。)
「ひざトレーナー」という名前はわかりやすくていいのかもしれませんが、新聞記事のやることとはこういった商品を「優れモノ」として紹介するよりも、筋力低下による健康悪化の危険性と、逆に筋力さえつければ日常生活において不自由になる要素が格段に少なくなり、医者にかかることも少なくなり、生活に掛かるお金も結果として減ってくるということ、そしてそれが結果的に日本の経済に、「本来かかる必要のないお金を削減する」という形で貢献できるということをもっと謳うべきだと思います。
この商品にツッコミを入れるところは本当にたくさんあります。まず値段です。14万円なんてはっきり言って「不当な高さ」です。14万円分のお金でフィットネスクラブに入会してトレーナーをつけてパーソナルトレーニングを受けた方が確実に脚の筋力は向上します!
次にサポーターのデザインがダサすぎます。写真のモデルさんがいかにもおしゃれな感じで歩いていますが、こんなのつけて公園でも歩いたら目立って恥ずかしいでしょう。この製品が必要なのは恐らく高齢者ですから、おじいちゃんおばあちゃんにこのサポーターを付けて、ショーパン履いて太ももむき出しのギャルみたいな恰好で歩くようにアドバイスするということでしょうか?
それともこのサポーターの上からズボンを履くってことでしょうか?そうしたらズボンがパンパンになって歩きにくくなりそうな印象ですが・・・・。
既製品でポケットサイズの低周波マッサージ器具なんかもあるわけですから、それをもっとかいりょうすれば目立たない大きさもものも作れるような気がします。(値段も安く出来そう)
根本を言ってしまえば、こういった器具を買ってどうにかしようと考える人はそもそも自分では運動しようとしないので、買ったはいいけどやらない という典型的なテレビショッピングで購入した健康器具・ダイエット商品と同じ運命をたどります。
せっかくのJAXAからの依頼も、箪笥の肥やしになってしまいます。
メディアは商品のおすすめより、運動をするように啓もう活動してください。