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フィットネスクラブで働くトレーナーblog

フィットネスクラブでパーソナルトレーニングをしているトレーナーです。トレーニング関連の話、フィットネス業界の話、健康関連の情報・ニュースなどについて書いています。

トレーニングメニューはあくまでも目安に過ぎません。

どこのフィットネスクラブでも当たり前のように行われていることが「お客様のトレーニングメニューの作成」です。

 

ウォーミングアップは10分~20分ほど有酸素運動をして、その後全身の筋力トレーニングを行い、最後にストレッチでクールダウン。

という流れが一般的です。

一通りの流れを個人カルテに記入していくのですが、記入する分量が増えるの「筋力トレーニング」の部分でしょう。

どのマシンを、何回、どのくらいの重さで、何セット行うか、といったことを書いていくわけですが、多くの人がここで勘違いをしてしまうことが多いので、その点について書いていきます。

 

まず非常に多くの人に見られる勘違いが「そこで止まってしまう」ということです。

ジムのスタッフやトレーナーがカルテに記入したメニューが「全て」だと思い、

さらに「あとはそのメニューをひたすらやり続ければいいのだ」と

思ってしまう勘違いです。

それによって筋力・体力が自動的に上がっていくものがという誤解をしてしまい、何か月もの間、最初に作ったメニューの重さ・回数のままでトレーニングをし続けてしまいます。

結果として、筋力や体力は向上せず「運動しないよりはマシな状態」で居ることになるので、コンディションはいいにもかかわらず、「ちゃんと運動しているのに何で筋力があがらないのか?筋肉量が増えないのか?」という悩みに直面します。

 

次に多いのが「書ききれないことまですべて記入してもらおうとすること」です。

・重りを持ち上げる位置はここまで

・下げる時はここまで

・関節を伸ばし切らないところでとめる

・逆にこのエクササイズではしっかり関節を伸ばし切る

・その他いろいろ・・・・・・・

というように「エクササイズの名前・扱う重量・回数」の他ポイントをすべて明確にしたがる人がいます。

 

筋力トレーニングやその他エクササイズは、メニュー表には書ききれないくらい細かなポイントが色々あります。

脚や手を置く位置(手幅・足幅・高さ)、呼吸のタイミング、その動作をするときの姿勢、などそのすべてを知ろうとすることはいいのですが、それらを「全て紙に書き出す」というのは非常に手間のかかる作業です。

出来ないわけではないですが、紙にすべてを書き出すとものすごい量になります。

野球やゴルフ、テニスなどの「スイング」の動作と注意点などを全て紙に書き出すことを想像してもらえればわかりやすいかと思います。

ちょっとした説明書くらいにはなってしまいますよね?

 

重要なことというのはメニューとして紙に記入した内容というのは「目安」や「基準」のようなものだということです。

・現時点でのあなたには、AとBとCというトレーニングがいいのではないかと思いますよ。

・そのトレーニングをするなら重さは〇kgくらい、回数は〇回くらいがいいかと思いますよ。

というものだと考えるといいでしょう。

目安ですから、自分的に「まだまだ回数が増やせる!重さも上げられる!」というのならばどんどん増やしても大丈夫です。

実際は重さや回数を増やすとケガをしたり関節を痛めるんじゃないかという不安から、適切な重さと回数よりもかなり軽い内容(トレーニングの負荷としては不適切なもの)でやり続けてしまう人が多いです。

 

メニューはあくまでも目安です。

どんどん自分の体力に合わせて書き換えて、更新していきましょう!