スポーツジムで働くトレーナーblog

フィットネスクラブでパーソナルトレーニングをしているトレーナーです。トレーニング関連の話、フィットネス業界の話、健康関連の情報・ニュースなどについて書いています。

口より先に動いてしまおう。

昨日に続いてタンパク質についての大まかな理解を書こうかと思いましたが、予定を変更して、違った内容を書いていきます。

 

少し前のことですが、「日産のCMでの矢沢永吉の言葉」に感銘を受ける人が多かったようで、今でも動画サイトに残るくらいです。

「2種類の人間がいる。やりたいことをやっちゃう人とやらない人・・・・」という言葉から始まるものが有名ですが、もう一つのバージョンでもグッとくるセリフが語られています。

 

こちらでご確認ください

www.youtube.com

 

「口より先に動いている」という言葉ですが、これは夢というテーマに限らずどんなジャンルでも当てはまることだと思います。

フィットネスやトレーニングというものも、あれこれ考えて「こんな体になりたい」と夢を語るのはいいですが、そんなことよりどんどんトレーニングしてしまった者の勝ちです。

 

私の仕事であるパーソナルトレーニングでも、

興味津々といった感じで詳しく話を聞いてくる人や

身体関する希望(夢)や悩みを語ってくれる人ほど、実際にパーソナルトレーニングを申し込まれることはない、という法則があります。(自分の中でですが)

 

セミナーや講習会などでも、講演終了後に我先にと講師の元に言って名刺交換をし、積極的に質問をする人がいます。大きめの会場の場合ですと、そうした人の列が講師の前にできることもあります。

面白いのは、そこで積極的に質問し(他の人もことも考えず)長々と話をする人が、そのセミナー後に講師へメールなどで連絡をすることはほとんどないそうです。

講演会やセミナーをやっている人であればこの話は「うんうん!」と頷くでしょう。

 

こういった心理について考えていくのも非常に面白いのですが、

統計的に見て

その講師のもとへ訪ねてきてより深い話を聞く人

講師の仕事に一緒に加わろうとする人

トレーニングで言えば実際にパーソナルトレーニングに申し込みをする人、というのは事前に詳しいお話をしてくることがあまりありません。

こちらからお勧めしてお話しをさせてもらい、納得していただけた場合ということもありますが、基本的には「突然のように」トレーナーの元へ来られる方がほとんどです。

 

そしてそういった人たちの方がほぼ100%の確率で運動において最も重要である「継続」が出来ています。

 

口より先に、動きましょう!